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一括貸倒引当金(一括評価)


   4.一括貸倒引当金

法人税では、債権を個別評価金銭債権と一括評価金銭債権に分類して引当金を設定する


4.一括貸倒引当金

一括貸倒引当金

一括貸倒引当金の繰入限度額の計算方法には、「貸倒実績率」による方法と、「法定繰入率」による方法があり、有利な方(繰入限度額が多い方)を選択することができます。

ただし、「法定繰入率」による方法が使えるのは、中小法人(期末資本金1億円以下の法人)のみです。

法定繰入率による繰入限度額(中小法人のみ)

法定繰入率による繰入限度額は、「一括評価金銭債権の合計額」から「得意先への債務の額(実質的に債権とみられない額)」を控除した金額に「会社の業種ごとに国が集計し算定した貸倒発生率(法定繰入率)」を乗じて計算します。

業種 法定繰入率
卸売業・小売業 10/1000
割賦小売業 13/1000
製造業 8/1000
金融・保険業 3/1000
その他 6/1000

貸倒実績率による繰入限度額

貸倒実績率による繰入限度額は、「一括評価金銭債権の合計額」(実質的に債権と見られないものの額は控除しない)に「過去3年間の貸倒損失額の発生割合(貸倒実績率)」を乗じて計算します。

 <貸倒実績率とは>

過去3年間の貸倒損失の発生割合であり、過去3年間の貸倒損失額の年平均額を一括評価金銭債権の帳簿価額の年度平均額で除して計算したものを、貸倒実績率といいます。
貸倒実績率=(過去3年分の貸倒損失の額の合計額×12/36)
        ÷(過去3年分の一括評価金銭債権の合計額÷3
       ※小数第4位未満切り上げ

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